2016年9月25日日曜日

人工透析 wiki まとめ1

ということで、透析について調べ始めました。
透析医療の歴史1 調査開始~リーサチクエスチョンを探す~

まずは透析とは何ぞやっていうところを確認。
wikiのマーカー引いたところをまとめます。
専門家じゃない視点ですのであしからず。
情報量が多いので何個かに分けます。

人工透析 wiki

◆人工透析とは、医療行為のひとつで、腎臓の機能を人工的に代替すること
◆正式には血液透析療法
◆腎不全に陥った患者が尿毒症になるのを防止するには、外的な手段で血液の「老廃物除去」「電解質維持」「水分量維持」を行わなければならない。 これを血液透析と呼び、人工腎、血液浄化と呼ばれることもある。
・2014年末現在で、日本に約32万人の人工透析患者。

◆採血検査では、血中尿素窒素(BUN)、クレアチニン(Cr)値がある。
◆クレアチニンは骨格筋由来の代謝産物であり、体格や運動量の影響を受ける。
◆尿素窒素は蛋白質の代謝産物であり、感染症、ステロイド、消化管出血や食事内容などに影響を受けるため、両者を見ながら腎機能を考えていく必要がある。
慢性に進行した場合はクレアチニンクリアランスが10mL/minを切るまで通常の生活を送る上で自覚症状が乏しい場合も多く、倦怠感などで病院を訪れて血液検査を行って初めて腎臓が殆ど機能していないと知る事もある。

◆近年の考え方ではPD firstという考え方が主流であり、患者の生活環境が許すのならまずは腹膜透析を行い(残腎機能が保てているなら)、4〜5年したら血液透析に移行するのが最も良いとされている。あくまで残存腎機能が保てている事が前提で、血液透析回避目的で腹膜透析を継続する事は避けるべき。
PD lastという考え方もあり、こちらは血液透析に耐えられない終末期医療において、腹膜透析を利用した最小限の腎機能代償を行い、生活レベルの改善を図るもの

◆多くの急性腎性腎不全は急性尿細管壊死であるため、透析導入にて合併症を回避し、乏尿期から利尿期に移行すれば数日で透析から離脱することができる。

◆血液透析 (Hemodialysis:HD)
 ・患者に2本のカニューレを挿入し、血液を体外へ導出して限外濾過と溶質除去を行う。
 ・残腎機能によるが、基本的に週に3回(月水金または火木土)の通院が必要。
 ・一般的には毎回4〜5時間の透析をする必要
 ・生体腎では週168時間かけておこなわれる体内浄化を、血液浄化療法では極短時間に行うため、急激な電解質変化と蓄積した尿毒症性物質の急激な減少により不均衡症候群を生ずることもある。
 ・血液透析を受けながらの就業・就学は地域によっては可能。特に都市部では午後6時ごろから透析を開始する施設が数多く存在するため、業務終了後に通院することができる。
 ・近年では透析患者専用の旅行ツアーを用意している旅行代理店も存在し、日本各地並びに海外への旅行が可能
 ・1998年から日本でも在宅血液透析が健康保険法に収載され、特別な患者の負担無しに家庭での血液透析が可能となった。

◆腹膜透析 (Peritoneal Dialysis:PD)
 ・患者自身の腹膜を透析膜として利用する手法。
 ・持続的携行式腹膜透析(continuous ambulatory peritoneal dialysis:CAPD)が有名
 ・腹腔にカニューレを留置し、腹腔内に透析液を貯留することで時間をかけて老廃物を濾過
 ・透析液交換を患者自身で行うため、通院による拘束時間が血液透析と比較して短い
 ・緩徐な透析を行えるため心血管系への負荷が少ない

 ・腹腔に異物を留置することから、合併症として腹膜炎や出口部感染が大きな問題になる。
 ・自宅で手技を行うためには、患者本人や介護者にある程度の判断力と技術が必要
 ・カニューレ挿入は開腹手術であり、通常は入院が必要である。

 ・CAPDでは6時間毎に1日4回透析液を出し入れせねばならない
 ・夜間睡眠をとっている間に透析液を自動的に腹膜内に出し入れする装置:APD(主にホームAPDシステム・ゆめシリーズを使用)も利用可能となっている。
 ・昨今は殺菌用の紫外線を照射しつつ自動的に腹膜透析用の機械とカニューレを接続出来る機器(バクスター・クリーンフラッシュ)の開発で自宅でのCAPD、APDが以前より安全且つ容易になっている。

 ・腹膜透析は、あまりに長期にわたって施行すると、腹膜の機能の低下により、腹膜肥厚や被嚢性腹膜硬化症という重大な合併症を引き起こすことがある。
 ・このため、長くても8年程度まで。通常は4〜5年前後で血液透析への移行を検討する

つづき
その2

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